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日本のアコースティック・ギターの歴史を語る上では外す事はあり得ないMORRIS(モーリス)。長きにわたり良質な純国産ギターメーカーであり続けるMORRISはどの様に製作されているのか…。
今回は私自身は約10年ぶり3度目の工房訪問(2007年)です。昔とほとんど変わりない少数精鋭のスタッフが、ほとんど手作業で丁寧に組上げられていました。現在は森中氏の製作するカスタム・ショップモデル(手工モデル)とラインによって製作される(S-101やS-96)モデルが同じ工房(工場)内で製作されています。ライン生産と言ってもほぼ手作業…製作行程に於いては手工モデルとの違いはほとんどありません。良い物を可能な限りお求めやすい価格で…MORRISの想いです。


シーズニング中の大量ストック。初期段階の乾燥を行う場所(明日にはまた大量に運び込まれる模様)


人口乾燥器とストック


ライニング接着待ち(左)ボディー内部のライニングの接着作業、これも1本、1本手作業。


エッジの部分は細かく、細かく。


未加工の材のストック、アコースティック用はもちろんエレキ用なんかもありました。


Sシリーズのトップ材、 バインディングやネックをセットする前のギターのボディー


バインディン用材等細かな部分用の材

トップブレイシングの接着。かなり以前は真空ナントカ(?)と言うハイテク機械を使用していたと思うんですが…と尋ねると、「やっぱり手間が掛かっても昔ながらのこの方法が一番です」と…。恐れ入りました。


ネックをセットして(左)バインディングを巻き付けています。これも地道な作業です。


ネックをセットしたギターのヒール部分の調整


バインディング取り付けも終わり、アバロン貝が埋め込まれたボディー。ちなみにこれは11月に行われる楽器フェアーへ出展されるモデルです。


塗装は大変です、バフ掛けして塗装してまたバフ掛けして・・・・


中塗り塗装を終え、乾燥途中のギター。しかしラインとは言いますが、数名のスタッフでそれぞれ専門の作業を行う様子は、海外の・・例えばサンタクルーズやコリングスの様です。

何回も書く様ですが、これだけ手作業が多いにも関わらず¥200,000を大幅に切った価格設定のギターが多いのには驚かされます・・・